アロマを取り入れて目指す「健康体重」

健やかに日々を過ごすための指針のひとつが、ライフスタイルにフィットした健康的な体重です。アロマの力を役立てて、あなたにとっての「健康体重」を無理なく保つ秘訣を探ります。

監修
平山桂子
監修
平山桂子

ひらやま・けいこ/AEAJ認定アロマテラピーインストラクター、アロマセラピスト。一般社団法人日本アロマセラピー学会認定医師、横浜山手クリニック院長。香りの持つ精神や身体への働きかけに興味を持ち、アロマテラピーについて学ぶ。オリジナルアロマブレンドの開発も行う。

まずは、自分の「健康体重」を知ることから

毎日を健やかに送るためには、「痩せている」「筋肉質」といった見た目や体重を気にするよりも、バランスの取れた心身の状態を保つ「健康体重」を考えることが大切です。体重と身長の関係から算出される体格指数「BMI」は肥満度の目安になりますが、正常値でも内臓脂肪が多い場合や、逆に筋肉量が多いことでBMIが肥満の判定になることもあります。目指す体重や体脂肪は個人によって異なるもの。自分のライフスタイルで無理なく維持できる体重・体脂肪を目指しましょう。

体重のバランスを崩す原因には、ストレス、極端な食事制限、冷え、加齢などが考えられます。強いストレスを感じるとコルチゾールというホルモンの分泌が乱れ、過食や食欲不振の原因になることがあるのです。さらに女性は閉経後、それまで内蔵脂肪の蓄積を妨げてきたエストロゲン分泌の減少に伴い、体重が増加する傾向にあります。加齢に伴う自然な変化ですが、生活習慣病のリスクに備えるためにも、定期的な健康診断で体調の変化を確認しておくとよいでしょう。

健康体重を維持するための5つの心得

健康体重をキープするためには、食事・睡眠・運動・心のバランスを整えていくこと。自律神経の乱れは、過度な食欲や食欲不振につながることもあるので、ストレスを避け、脳を心地よくさせることも大切です。また、心地よい香りは嗅覚を通して脳に直接作用し、自律神経に働きかけます。香りの力を活用して、自律神経のバランスを整えましょう。

1.心と身体の状態を客観的に把握する

頑張りすぎていないか、無理をしていないか?時折、心と身体の声に耳を傾けましょう。自分は何にストレスを感じやすいかを意識するだけでも心が少し軽くなります。また、定期的に体重や体脂肪率などの数値を記録しておくと、体調変化の目安になります。

2.自分のライフスタイルに合った身体を目指す

日常に必要なカロリーは、年齢や運動量など、個人のライフスタイルによって異なります。生活の中で無理なくキープできる体重や身体の状態の把握を心がけましょう。

3. 毎日少しずつの運動と無理のない食事管理を

週に一度の激しい運動よりも、毎日30分程度のウォーキングなど、続けられる運動を習慣にして、代謝を上げることを心がけましょう。食生活も無理のない範囲で整えて。

4.アロマを利用して脳を心地よい状態に

交感神経を刺激する香りには、代謝を活発にする作用があり、反対に副交感神経を刺激する香りにはストレスを和らげ、気持ちをリラックスさせる効果が期待できます。自律神経を整えることは、食欲の乱れを防ぐことにもつながります。好きな香りをスイッチにして気分を切り替え、脳を心地よい状態に導きましょう。

5.毎日が完璧でなくてもよいと心得る

うまくいく日もあれば、何をやっても歯車がかみ合わない一日もあります。頑張れる日も、そうでない日もあっていいのです。6割できたら上出来と考え、自分を優しく見守ることも大切です。

健康体重を保つためのおすすめアロマレシピ

日々のストレスやライフスタイルの変化など、「健康体重」を乱す原因はさまざま。アロマを取り入れて、心と身体のバランスを整えましょう。

むくみ解消に役立てたいトリートメントオイル

ウッディノートにみずみずしいグレープフルーツを加えることで、まるで森林浴をしているかのような、すっきりとクリアな香りが際立つトリートメントオイルです。足の冷えやむくみが気になるときや、セルライトの予防にもおすすめ。

〈材料〉(20ml)

  • ホホバ油…20ml
  • 精油
    グレープフルーツ…2滴
    サイプレス…1滴
    ジュニパーベリー…1滴

〈作り方〉

  1. 耐熱用ガラスビーカーにホホバ油を入れ、精油を加える。
  2. ガラス棒でよく混ぜ合わせて、保管容器に移す。

ストレスを和らげ、心を癒やすトリートメントオイル

忙しい日々に、安らぎを感じられるメンタルケアの時間を。一日のスイッチをオフにしてくれるようなスイートマージョラムに、華やかなローズオットーと温かみのあるスイートオレンジを。優しく包み込まれるような、くつろぎを感じるブレンドです。

〈材料〉(20ml)

  • ホホバ油 20ml
  • 精油
    スイートオレンジ…2滴
    スイートマージョラム…1滴
    ローズオットー…1滴

〈作り方〉

  1. 耐熱用ガラスビーカーにホホバ油を入れ、精油を加える。
  2. ガラス棒でよく混ぜ合わせて、保管容器に移す。

ホルモンバランスを整えるロールオンアロマ

生理前などホルモンバランスの乱れには、優しく寄り添うような香りを。甘やかさを感じさせるサンダルウッドやベンゾインに、ゼラニウムのフローラルさをプラス。ゆったりとリラックスさせてくれる香りです。

〈材料〉(20ml)

  • ホホバ油 20ml
  • 精油
    ベンゾイン(レジノイド)…2滴
    サンダルウッド…1滴
    ゼラニウム…1滴
    ※ベンゾイン(レジノイド)は、スイートオレンジに代えてもよい。

〈作り方〉

  1. 耐熱用ガラスビーカーにホホバ油を入れ、精油を加える。
  2. ガラス棒でよく混ぜ合わせて、保管容器に移す。
  3. ロールオン用の容器に入れる。

 

※作製上・使用上の注意

  • 肌に異常を感じた場合は使用を中止し、医師の診察を受けてください。
  • 材料はインターネットなどで入手できます。
  • 作製後は冷暗所で保管し、水を含むものは2週間以内、植物油が中心のものは1カ月以内に使い切りましょう。
レシピ作製
湯本浩世
レシピ作製
湯本浩世

ゆもと・ひろよ/AEAJ認定アロマテラピーインストラクター、アロマセラピスト。「elpis Natural Therapy School」を運営する傍ら、ワークショップの企画・開催、教育機関での講師活動を行う。

※この記事は取材当時の情報です。

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「sense of AROMA」は、公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)が運営するWEBメディアです。
アロマで暮らしを彩り、健康で豊かな毎日を過ごすためのヒントをお届けします。

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