色彩心理テストで探る、魅力を引き出す色と香り
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自分の魅力を引き出す色をご存じですか?色彩心理から、あなたの心を映し出す色を知れば、色の世界はより豊かに広がります。心と身体に寄り添う色と香りをまとって、あなたの魅力を輝かせるヒントをお伝えします。
色彩心理テストで、今の心の状態をチェック!
色には、見る人の心を動かす力があり、私たちの心理にさまざまな影響を与える働きがあります。色彩心理テストで選んだ色から「今の心の状態」を読み解き、その気分に寄り添いながら前向きに導く「ステップアップカラー」とアロマレシピを紹介します。

〈Question〉
これから、知らない人が集まる初めての場所へ出かけます。あなたは、何色の服を着ていきたいですか?以下の5色から選んでください。
〈Answer〉黒色の服
心がすこし緊張気味?

黒は、防御や重さ、固さを連想させる色です。緊張しやすく、不安な気持ちを隠したいとき、人は黒を選びがち。黒を身にまとうことで、自分を守りたいという心理が働いているのかもしれません。周囲との調和を大切にする真面目な人ほど、そうした気遣いがストレスにつながることもあります。一方で、黒には色そのものに強さがあるため、自信やパワーを備えた人が身に着けると、相手に威圧感を与えることも。無意識のうちに「自分を強く見せたい」という気持ちが働く場面でも、黒が選ばれる傾向があります。
緊張を和らげたいときは、明るくてやわらかな中間色、たとえばペールトーンのアイテムを手元に置いてみましょう。 心がほっとゆるみ、落ち着きを取り戻す助けになります。
黒を選んだ人におすすめのアロマレシピ
スモーキーで開放的な香りが効果的

スモーキーなベチバーに、やわらかく落ち着きのあるホーウッド、そして開放感のあるユーカリをブレンドすれば、「黒」を好むクールなあなたにぴったりの香りに。さらに、黒を好む人の個性を引き出す「ペールトーンカラー」をイメージした穏やかなラベンダーを加えることで、ありのままの魅力を優しく引き出してくれそう。
〈アロマレシピ〉
ホーウッド…2
ユーカリ … 2
ラベンダー…2
ベチバー…1
〈Answer〉赤色の服
ポジティブ思考全開状態

赤は、危険を示す色であり、人の注意を引く色ともいわれています。「主張」や「 強いポジティブさ」、さらには「好戦的な感情」などを表す色といえるでしょう。赤を選んだということは、それだけ強いメンタルを備えている証かもしれません。あるいは、「今よりもっと前向きになりたい」「注目を集めたい」といった気持ちが強くなっている可能性もあります。普段から赤を好む傾向がある人は、リーダー的な資質を持っていると考えられますが、ときにワンマンな印象を与えてしまうこともあるので注意が必要です。
赤を好む人は、 周囲からテンションが高いという印象を持たれていることも。ネイビーやグリーン、ブルーなど、冷静さを感じさせる色を取り入れることで、バランスの取れた印象に近づけることができます。
赤を選んだ人におすすめのアロマレシピ
タフでアクティブな香りが魅力を引き出す

情熱的なイランイランと生命力あふれるジンジャーに、シダーウッドバージニアを加えることで、「赤」に似合うタフでアクティブな香りに。さらにクールな優しさを持つスペアミントをプラスすれば、 熱さのなかに冷静さが加わり、魅力が一層引き立ちます。
〈アロマレシピ〉
イランイラン…2
スペアミント…2
シダーウッドバージニア…1
ジンジャー…1
〈Answer〉白色の服
白を選んだ人は、心の柔軟さが必要

白は、色というよりも光そのものともいえる存在です。その神秘的な印象から神聖さの象徴とされ、汚れを嫌う色としての側面も。 ときに見る人に強い印象を与えることもあるでしょう。白は確信や信念を持つ人が選びやすく、こだわりや美意識を投影しやすい色といえます。また、冷静でしっかり者という印象を与えることも。ただし衣服としての白は、素材によって印象が大きく変わります。たとえば、レースやオーガンジーといった柔らかな素材の白は、清潔感や繊細さを好む、またはそのように見られたいという心理が反映されていることもあります。
心が少し頑なになっているかも……と感じたら、白の分量を少し減らしてみましょう。やわらかさのある淡いピンクやオレンジなどを取り入れると、気持ちがふっとほぐれるかもしれません。
白を選んだ人におすすめのアロマレシピ
しなやかな強さを宿す香りで知性を引き寄せる

ソフトな安定感のあるベンゾインに、ピュアなペパーミントと芯の強さを感じるティートリーを加え、 クリアな「白」に寄り添う香りに 。 さらに、ステップアップカラーをイメージしたゼラニウムの華やかさをプラスすれば、 芯の強さと柔軟さを兼ね備えた、聡明な印象のブレンドに。
〈アロマレシピ〉
ゼラニウム …2
ティートリー… 2
ペパーミント… 2
ベンゾイン …1
〈Answer〉青色の服
自由を求めて羽ばたくとき

青は濃淡によって印象が大きく変わる色です。濃い青、たとえばネイビーは、リクルートスーツや学校の制服などに象徴され、真面目さや安定感、周囲との調和を大切にする慎重なタイプを思わせます。初対面の場でネイビーを選ぶ人は、知的で感情を抑え、大人の対応ができる人かもしれません。一方で、クレヨンのような鮮やかな青は、空を連想させることから、開放感や自由、変化を求める心理が表れていることもあります。淡い青は内向的な印象を与える一方で、強い青は自己主張ができる色でもあります。
真面目なことに少し疲れた、肩の力を抜きたい…… と感じたときは、周囲に気を配りすぎているのかもしれません。そんなときは、クリーム色のようなやわらかい色をプラスしてみましょう。自分の心も、 他者からの印象も軽やかになりそうです。
青を選んだ人におすすめのアロマレシピ
包容力のある大人の香りが抜け感を演出

シックなオークモスの香りに、静かで清潔感のあるジュニパーベリー、そして優雅なベルガモットを加え、包容力を感じさせる大人の香りにブレンド。さらにステップアップカラーをイメージした軽やかで丸みのあるユーカリラディアータを加えることで、 抜け感がプラスされ、 あなたの魅力が一層輝きます。
〈アロマレシピ〉
ベルガモット…3
ジュニパーベリー…2
ユーカリラディアータ…2
オークモス(アブソリュート)…1
〈Answer〉ピンク色の服
誰かに頼りすぎているかも?

ピンクの印象は、その濃淡によって大きく異なり、選ぶ人の意識にも違いが表れます。濃いピンクは、愛情へのこだわりが強い人に選ばれやすく、ポップで遊び心のあるムードメーカーとして、周囲を明るくしてくれる存在です。ただし、フォーマルな場はやや苦手という傾向も見られます。一方、淡いピンクを好む人は、自分をどう見せれば魅力的に映るかをよく理解しているタイプともいえるでしょう。淡い色を選ぶ人には共通して、自己主張が控えめで、自分の考えをあまり口にしない、内向的な一面が見られることもあります。
誰かに頼りすぎているかも……と感じたときは、 自立した印象を与える青系の色を取り入れてみましょう。 抵抗がある場合は、ペールトーンのブルーでやさしくバランスを取るのもおすすめです。
ピンクを選んだ人におすすめのアロマレシピ
華のある香りでスマートな印象をプラス

フランキンセンスのさわやかな香りをベースに、甘いジャスミンとあたたかみのあるスイートオレンジをブレンド。ホワイトサイプレスのすがすがしさを加えることで、ピンクを好む人が持つ愛情豊かな明るさを引き立てつつ、その奥にあるスマートな一面を表現。誰もが惹きつけられる、華のある香りに。
〈アロマレシピ〉
スイートオレンジ…3
ジャスミン(アブソリュート)…2
フランキンセンス…2
ホワイトサイプレス…2
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