玄関におすすめのアロマ|来客に好印象を与える香りとは?
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「玄関は家の顔」とも言われる大切な場所。靴のにおいや湿気がこもりやすい場所ではありますが、ちょっとした工夫で心地よい空間に変えることができます。特に来客時には、玄関の香りが家全体の印象に影響を与えることもあるため、アロマで清潔感のある空間を作ることが大切です。今回は、手軽に取り入れられて、玄関を心地よい空間に整えるおすすめのアロマを紹介します。
玄関におすすめのアロマ
目的に合わせてアロマを活用することで、玄関のにおい対策だけでなく、来客者に好印象を与えられます。ここでは、玄関におすすめのアロマを紹介しましょう。
明るく生活感のある香りで迎えたいとき
明るくナチュラルな香りで心地よい雰囲気を演出したいときは、ペパーミントやユーカリ、レモンがおすすめです。なじみのある香りは、アロマ初心者でも取り入れやすいでしょう。
おすすめのアロマ
・ペパーミント

ペパーミント精油は、清涼感あふれる爽やかな香りが特徴的です。リフレッシュ作用や抗菌作用が期待でき、気分をスッキリさせたいときや、空気をリセットしたいときにぴったりです。
玄関に取り入れることで、清潔感のあるさわやかな空間を演出できます。
※皮膚刺激があるため、取り扱う際は肌に触れないよう注意しましょう。
・ユーカリ

ユーカリ精油はシャープで透明感のある香りが特徴で、化粧品や食品の香料としても広く利用されています。
カビなどの原因菌の増殖を抑える作用も報告されているため、ジメジメしがちな時季には玄関に香らせてみるとよいでしょう。
※皮膚刺激があるため、取り扱う際は肌に触れないよう注意しましょう。
・レモン

レモンは、インドのヒマラヤ東部山麓や中国南東部からミャンマー北部あたりを原産とする高木です。精油は、さわやかでフレッシュ感のある柑橘系の香りが特徴的です。
レモン精油の香りを嗅ぐことで、気分の落ち込みや緊張感・不安が軽減し たことが確認されています。
※光毒性(紫外線により肌に炎症を起こす反応)があるため、肌に触れないよう取り扱いには注意が必要です。
落ち着いた空間にしたいとき
落ち着いた空間を演出したいときは、ウッディ系の精油がおすすめです。樹木の幹や枝葉から抽出された 、森のような香りが特徴です。森林浴をしているかのような、深みと温かみのある香りが玄関に広がります。
おすすめのアロマ
・サイプレス

サイプレスは、地中海沿岸地方や中東など、温暖な地方に広く生育する植物です。「天高く上る聖木」として寺院や墓地などに、南仏では防風林として植えられていました。
サイプレス精油は、ヒノキを思わせる森林のような香りが特徴的です。その清々しさから、「男性がリラックスできる精油」として知られています。
・サンダルウッド

サンダルウッド精油は、まろやかでミルキーな甘さと、奥行きのあるウッディな香りが特徴です。古くから神聖な香りとして宗教儀式などに使われてきました。
また、鎮静作用があるといわれているため、緊張や不安、落ち込みを和らげる効果も期待できます。
・ジュニパーベリー

ジュニパーベリー精油の特徴は、森林を思わせる、さわやかで清潔感のある香りです。
古くからデトックス(浄化)の香りとしても知られてきました。
清潔感のある空間にしたいとき
空間に清涼感をプラスしたいときは、ハーブ系の精油がおすすめです。さわやかな香りが空気をすっきりと整えます。抗菌作用をもつ精油が多いため、衛生面でも心強いでしょう。
おすすめのアロマ
・ティートリー

スッと鼻に抜けるようなシャープな香りをもつティートリー精油。空気をクリーンに整え、気分まですっきりと引き締めてくれます。
ティートリー精油は、水虫の原因菌に対して高い制菌作用が認められたことが報告されています。玄関は人の出入りが多い場所であるため、頼りになりそうですね 。
・ラベンダー

ラベンダー精油は、フレッシュでフルーティな香りと、さわやかでフローラルな香りをもちます。空間をさわやかに保つだけでなく、心身をリラックスさせる効果も期待できます。
古くから抗菌作用を持つことで知られ、カビなどの原因菌の増殖を抑える働きが報告されているため、清潔感を保ちたいときにもぴったりの精油です。
・ローマンカモミール

ローマンカモミール精油は、甘みのある優しい香りが特徴的です。カビの原因菌などに対する抗菌作用も確認されているため、空間の清浄に適しています。
また、ストレスや緊張で心がざわつくときにも重宝します。
玄関で使えるアロマグッズ
玄関は住まいの第一印象を左右する場所です。手軽に使えるアイテムを活用して、気分の切り替えやリラックスできる空間づくりに役立てましょう。
ここでは、玄関で使えるアロマグッズを紹介します。
アロマスプレー

アロマスプレーは、玄関にふんわりと香りを漂わせたいときに便利なアイテムです。外出前には気分をリフレッシュさせる香りを、帰宅後には落ち着く香りを選ぶなど、時間帯や気分に合わせて香りを調整できます。
市販のスプレーもありますが、無水エタノールと水、お好みの精油を使えば、手軽に自作も可能です。好みの精油をブレンドすれば、オリジナルの香りを楽しめます。靴のにおいやこもった空気が気になるときにも活躍するので、玄関を心地よい空間に保ちたい方にぴったりです。
アロマスプレーの作り方や保存方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
アロマワックスサシェ

アロマワックスサシェは、玄関にさりげなく香りを取り入れるアロマグッズです。お部屋のインテリアになるだけでなく、虫よけ効果も期待できます。 準備に必要なものと手順は以下の通りです。
〈準備するもの〉(直径5cmくらいの型で2個分)
- ミツロウ …大さじ4
- 精油…3 0 滴程度
- ドライハーブ…適量
- リボン…適量
〈作り方〉
- ラップを敷いたトレイの上にクッキーなどの抜き型をセットする。
- 耐熱容器に入れたミツロウを湯煎で溶かし、抜き型に流し入れる
- 粗熱が取れたら精油をミツロウに混ぜる。
- ドライハーブを表面に飾る。
- 中まで白く固まってきたら竹串で上部に穴を開ける。
- 完全に固まったら抜き型から外し、穴にリボンを通す。
※湯煎する際は、電気調理器で行いましょう。
※溶かしたミツロウを型に流すときは、耐熱容器が高温になっているので注意が必要です。
玄関のドアノブやフックに吊るして使えば、開けた瞬間にふんわり香る心地よい空間を演出できます。
保冷剤を使った消臭剤

冷凍庫に余りがちな保冷剤は、アロマ消臭剤として再利用できます。保冷剤に精油を1~2滴加えるだけで、玄関のにおい対策になります。材料も手軽に揃えられ、環境にもやさしいアイテムです。
〈準備するもの〉
- ゼリー状の保冷剤(凍っていない状態のもの)…1袋
- 精油…1~2滴
- 容器
〈作り方〉
- 保冷剤の袋を開けて、中のジェルを清潔な容器に移す。
- 1.にお好みの精油を1~2滴たらして軽く混ぜれば完成。
※「環境配慮型」や「消臭剤として使えます」などが明記された保冷剤を選ぶことをおすすめします。
※小さなお子さまやペットがいる場合は、誤飲防止のために蓋に穴のある容器などを使いましょう。
※香りや効果を保つため、2週間を目安に交換してください。
シューキーパー

靴のにおいが気になるときに役立つのが、アロマを使った手作りのシューキーパーです。重曹が湿気やにおいを吸収し、精油の香りで玄関全体をさわやかに保ってくれます。使い捨てではなく繰り返し使えるのもポイントです。
〈準備するもの〉(1足分)
- 重曹…160g
- 精油…10滴
- チャック付きビニール袋…1枚
- お茶・だしパック袋…4枚
- 布袋または古い靴下…2つ(1足分)
- リボンや紐など…2本
〈作り方〉
- チャック付きビニール袋に重曹と精油を入れてよく混ぜ合わせる。
- 1.を4等分して、お茶・だしパックに詰める。
- 2.を布袋や靴下に2つずつ入れ、形を整える。
- 口を紐やリボンで結んで完成。
靴のサイズに応じて、袋の大きさや材料の量は調整可能です。
まとめ
玄関の第一印象は香りで大きく変わります。目的に応じたアロマを使えば、来客に好印象を与えるだけでなく、心地よい空間づくりにも有効です。アロマスプレーやサシェ、保冷剤の消臭剤、シューキーパーなど、手軽に取り入れられるアイテムも活用して、玄関を清潔で快適な香りの空間に整えましょう。
アロマに興味をもたれた方は、「アロマテラピー検定」に挑戦するのもおすすめです。アロマの基礎知識を学んで、暮らしにアロマを活かしてください。
【出典】
今野紀子 (2009) 香りによるうつ未病期のメンタルケア効果-レモン,ユズ精油の作用-. Aroma Research 10(3):260-263.
川上裕司,他 (2012) 20種の精油の微生物に対する制菌効果. アロマテラピー学雑誌 12(1):66-78.
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