キューガーデンの美しい植物画から読む植物と香水の物語

イギリス・ロンドンにある「キュー王立植物園(キューガーデン)」は、1759年に宮殿の庭園として開園し、現在は世界遺産にも登録されている世界最大級の植物園。


広大な敷地には約4万種以上の植物が栽培されており、700万点以上の植物標本を収蔵・研究する植物学研究の中心的な役割も担っています。
本書は、キューガーデン所蔵の植物画から厳選された作品に香りの専門家の洞察を併せ、名香を支える100の植物原料を解説。


さらに、伝統的なメゾンを象徴するアイコニックな香水から、新進のニッチフレグランスブランドの製品まで、自然原料の起源に重点を置いた注目すべき関連フレグランス・ブランドと香水を3点ずつ紹介し、用語解説や索引も充実しており初心者でも読みやすい構成です。


香りの背後にある植物の物語を知れば、日常の香水がより深く感じられるはず。



『香りと香水の植物百科図鑑』 ジョシュ・カーター 著、サミュエル・ギアリング 著、キューガーデン 著 上原 ゆうこ 訳 4,180円(税込)


お問い合わせ先/株式会社原書房 harashobo.co.jp

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