合板端材をアップサイクルした富士発のヒノキ精油

住宅用資材の製造・販売をするノダが、静岡県富士市に位置する工場内に精油抽出プラントを設置し、合板製造時に発生する剥き芯チップから精油を抽出する 「ヒノキエッセンシャルオイル」事業をスタート。富士・富士宮地域で伐採された富士ヒノキを主原料とし、富士の地下水をくみ上げて使用する「富士発のアロマ」です。

合板製造の過程では、ヒノキ原木を大根の 「かつら剥き」 のように外側から薄くスライスしていきます。その際、 最後まで削りきれずに中心部として残る部分が 「剥き芯」 と呼ばれる端材。
従来、この剥き芯は細かく砕いてチップとし、MDF(中密度繊維板)の原料として再利用するほか、静岡県の防潮堤の植栽林保護として無償提供するなど、 木材資源の有効活用に努めてきました。

そして今回は、 剥き芯チップから精油を抽出 。抽出後のチップは従来どおり再利用 する二段階利用の仕組みを構築。 資源循環やカーボンニュートラルだけでなく、国産材活用や林業の持続性向上にも繋がります。

木部抽出ながら枝葉由来のような爽やかさも感じさせる香りの精油は、ノダ公式の楽天ショップにて販売中。

ヒノキエッセンシャルオイル 10ml 2,200円(税込)

お問い合わせ先/株式会社ノダ noda-co.jp

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「sense of AROMA」は、公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)が運営するWEBメディアです。
アロマで暮らしを彩り、健康で豊かな毎日を過ごすためのヒントをお届けします。

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