コアラが食べ残したユーカリから精油を抽出して商品化

鹿児島市の平川動物公園と、アロマやハーブ商品を販売するショップ「Le Ciel Fusée(ル シエル フュゼ)」が、動物園のコアラが食べ残したユーカリから精油を抽出。香りを生かした新しいアイテムへとアップサイクルしました。

「Le Ciel Fusée」代表社員で、志學館大学3年でもある久木田紫絵留(しえる)さんは、高校生で起業し、これまでにも廃棄される特産品のサワーポメロを使ったアロマ商品を企画・製造・販売。
コアラがユーカリを主食としながらも、柔らかい新芽を好むことで食べ残してしまう硬い葉が1日約80kgも廃棄される現状を知り、コアラ飼育担当者と共同開発を始めました。
80kgのユーカリから抽出できる精油は、200mlほど。餌用のユーカリを使用することで、コアラ館の空気を凝縮したような“野性味あふれるパンチのある香り”に仕上がったそう。

廃棄ユーカリを使った商品は精油やフレグランススプレーなど5種類。関連イベントなども行っているので、気になる人はホームページをチェックしてみてください。


お問い合わせ先/鹿児島市 平川動物公園 hirakawazoo.jp

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「sense of AROMA」は、公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)が運営するWEBメディアです。
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